昨夜はF1SCENEの10周年の記念パーティーを行った。
といっても関係者だけのささやかで小さなイベントだったが、 この日の為に遠く九州から駆けつけてくれた友人達、 仕事を放置して顔を出してくれたメンバー達。 みんなに改めて感謝! 2004年、F1SCENEのスタートは順調で「10年?問題無いよ!」 当時の僕には10年は簡単に超えられる時間だと思えた。 だが何かを継続することがこんなにも困難で、 険しい道程だとは実際に走り出してみて思い知ることになる... そう、地図で見ていた道が実際に走ってみると全く異なるように、 机上で想像していただけなのかもしれない。 時代背景もあったが、地図上では高速道路のはずが一般道路だったり、 峠道のような急勾配や、まるで泥濘のような悪路もあった。 その度、みんなでアイデアを出し合い、何とかクリアしてきた。 だが、それも日本とF1の関係が徐々に希薄になるにつれ、 思った方向に動きがとれなくなり、 時には渡りかけた河の激流に翻弄されながら流されるような、 そんなこともあった... 何故頑張るか?自分でも不思議なのだが、これといった具体的な目標はただ一つ、 「10年続いたら本物だね...」ある人にそう言われた一言だけだった。 別に見返そうとか、目にものを見せようとか、そんな気持ちは全くなかった。 ただ漠然と、そうかと10年先を目指し進むことしか考えていなかった。 時に全うなルートで進めないのなら、迂回をしてもいい。 あるいはトンネルを掘ってでも進もうと思ったことすらある。 どんな手段でも超えなければならないのがこの10年だった。 勝手な僕の思い込みかもしれない、 そしてその価値や意味も今の僕にとってはどうでもいいことだ。 ただ10年継続できた、それだけで満足しているし、とても誇らしく良い気分だ。 自己満足... でも何がいけない? 自分が満足できることが最高じゃないのか? 僕は人の縁に恵まれ、ここまでやってきた。 そんな僕に人は言う「運がいいね」と。 そう、「僕は運がいいんだよ!」と平気で返す(笑) 良運でも悪運もいいじゃないか、何もない人生よりは楽しくてエキサイティングだ。 そして僕の願いはただ一つ。 僕に関わった全ての人が、以前よりも例え少しでも幸せな気持ちになってくれたなら、 それで大満足だ。 次の10年。 この10年を経験しているからどれだけ大変か、よく判っている。 でも敢えて今日僕は皆の前で宣言をした。 「ここからの10年も頑張ります!だから宜しくお願いします!」と。 まだまだ続く僕の旅路の果てには何が待っているのか? それは僕の想像を絶するようなことかもしれない ... でもきっとそれすらも楽しんで前に進めるような気がしている。 だから取り敢えず、「これまでの10年間ありがとう!」 そして「これからの10年もよろしく!」 仲間達よ覚悟はいいかな?(笑) #
by microparis
| 2014-04-27 08:12
| F1
変わったもの、変わりつつあるもの、変わりゆくべきもの。そして変わらないもの...
2014年シーズンの開幕から4戦を終えてみて、 あらためてF1はF1だと思った。 たとえ見かけが格好悪くても、エクゾーストから迫力が感じられなくても。 それでもやはりF1はF1だった... コックピットで集中力を高めるドライバー。 そのドライバーに最高のマシンを与えるべくギリギリまでガレージで、 汗とオイルにまみれているメカニック達。 僕が知っているかつてのF1と何も変わっていない。 例えピットが綺麗になり、コンピューターが導入されようとも、 そこにいる人は以前と何ひとつ変わっていない... そして音が寂しくても、見かけが悪くても、燃費も良くラップタイムも速い。 そう、これでは文句のつけうようが無いではないか?(笑) もちろん、エンターテイメントとしてのF1のポジションを考えるならば、 もう少し「迫力」を「演出」すべき部分は必要かもしれない。 だが、そこに居る人間模様に惹かれ、写真を撮り続けている僕にとっては、 やはりF1はF1であった。。 情熱を傾け続ける価値がそこにはある... #
by microparis
| 2014-04-23 23:04
| F1
僕はずっと夢を見続けている。 50代後半に差し掛かった今でもまだたくさんの夢がある。 実現できた夢、もう少しで手が届きそうな夢、そして遙かな夢。 僕は欲張りなようで、本当にたくさんの夢を持ち続けている(笑) でも夢ってなんなんだろうと時々思うことがある。 そして不思議なのは、どの夢も勝手に夢として浮かんでくるので、 特別に自分が夢をみようなどと意識をしたことはなかったことだ。 きっと誰もがそうだと思うのだけど、「コレを夢にしよう!」 なんて思うことはないものなんだろう。 自分の好きなこと、やりたいこと、その先にあるものが結果として「夢」なのかもしれない... 昔、恩師に「自分が僅かな疑いもなく100%信じられたら、その夢は叶う」と言われたことがる。 でも1%の疑いもなく「できる」と言えることって、そんなに多くはない気がする。 思い起こせば何をする時も、いつも心の片隅に小さな疑問符がある気がするけど、 しかし時として「できる」と断言することでその疑問符が消えることがある。 その時の自分はとことん強くなれる、その強さは自分でも驚くほどだけど(笑) 僅かな疑いなく自分を信じ、そしてその為の努力を継続すること、 その繰り返しが夢に近づく唯一の手段なのかもしれない。 僕の一つの大きな「夢」でもあった「F1SCENE」の10周年。 何故10年かというと、創刊当時にある方に言われた「10年続けば本物」という一言、 その一言がトラウマのようにいつも頭の片隅にあった。 だから絶対に10年はやると決めていた。 だが現実は厳しく世の中の状況も悪く、決して簡単にはいかなかった。 昨年何とかその夢を達成できたのだが、それは僕の力だけでは不可能だった。 不思議な人との縁、素晴らしいパートナーや協力者に恵まれた結果だからだ。 ありがたい縁に恵まれ素晴らしい友人達にも巡り会え、 だから幾度となく折れそうになった心を保ち継続できた10年だった。 そして新たな節目に。 今の時代、赤字の本の出版を継続するなんて事業としてはあり得ない。 損得勘定をしたらできないことなのだが、自らが半生を過ごしてきたモータースポーツの世界、 その素晴らしさを伝える必要があると感じていること、そして「本」という存在を継続し継承していくこと。 この2つが僕にとって続ける意味になっている。 多くの思いを込めた、記念すべき31冊目となる「F1SCENE 2013 YEAR BOOK ~Absolute King ~絶対王者」 フォトグラファーの熱き思いが込められたこの一冊、是非手に取って感じて欲しい。 スイッチオフで消えるデジタルやバーチャルではなく常にそこに実在する本として! 発行:ZEROBORDER 発行日:2014年3月11日 判型:330×250mm(変形B4版) ページ数:144 価格:5400円(税込、送料無料) 直販ご希望の方は、info@mistral.gr.jp宛に空メールを送信して下さい。 直販方法の説明が、自動返信メールにて送られてきます。 注:YAHOOやgooなど、フリーメールでは、自動返信メールが 迷惑メールフォルダに、振り分けられることがあります。 ご注意下さい。 #
by microparis
| 2014-04-17 22:54
| F1
先週は国内でメインスポンサーのCM撮りがあって、
残念ながら(?)F1GPの開幕戦はスキップ。 開幕戦をテレビ(しかも録画)で観戦(笑) しかしなんだろうね、あの音、 画面からもスピード感は感じないしね。 どうしたF1!という気分かな? 昨年もマレーシアでつまらない事件があり、 全く「歓喜」の無い表彰台で嫌気がさした。 そして今年のマシン... F1はF1らしさを醸し出さなくてはね。 慣れとか時間の問題とかそんな言葉で誤摩化されたくはない。 世界で一番のレースだから追い続けてきたし、 時としてその迫力に圧倒されながらも、必死で迫力のある写真を生み出してきた。 さて今年のマシンを目の前にして僕は、どんな気持ちになるのだろうか? 楽しみでもあり、不安でもある。 もしも本当にF1が嫌いになったら、どうしようか? それ以前にマレーシア行きが問題だ。 ちなみに今年はMHのフライトではないのだけどね... #
by microparis
| 2014-03-21 15:44
| Etc...
別にバレンタインデーを商業主義だなんて今更言う気は毛頭ない。
楽しめればそれでいいんじゃない? 義理だろうが本命だろうが、日本は平和だということだからね。 もちろん、今何をすべきか、なんて堅い話をすれば何してるんだ! という声もあがるかもしれない。 だけど人はどんな状況に置かれても楽しみは必要なんだよね、 例えそれがささやかであったとしても。 逆に言えばそんな小さな楽しみで、とてつもない極限状態を切り抜けることもある。 そこには人の心や精神の不思議さを感じる... そしてどんな堅いことを言ってても、チョコレートをもらって喜ばない男子はいない(笑) 例えそれが義理でも、何でも関係なく思わずニンマリするのが男子だからね。 遠く離れている二人の女子から届いた今年のチョコレート、偶然とはいえ二人ともゴルフ絡み。 一体僕がどれだけゴルフ好きだと思われているんだろうか?(爆) でもありがとう!君たちの思いやりを感じた幸せな夜だった。 そしていつも側にいながらも、ちゃんとチョコレートをくれる相方にも改めて感謝。 #
by microparis
| 2014-02-19 00:41
| Etc...
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