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F1が嫌いになった日...
F1が嫌いになりそうだ...
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ご存知の通りのマレーシアGP。
本来なら歓喜の瞬間である表彰台、
だがあの冴えない3人の表情はどうだ?

本来なら今日は違うネタをアップしようと思っていたのだが、
やはりこれを書かずにはいられないので急遽変更。

チームオーダーをぶっちぎって勝ったベッテル。
チームオーダーで安心していたのに目の前で勝利をもぎ取られたウェバー。
そしてチームオーダーなんてなくても、
いつでも表彰台に上がれるのに...と憮然としていたハミルトン。
三者三様に単純に喜べない事情があったからね。
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レーサーは誰よりも前に行きたいものだし、「競争」とはそれが本質だ。
本来なら速いレーサーがチャンピオンで決まりなのに、
コンストラクターズなんてチーム戦を持ち込むからおかしな話になる。

ではどうするか?1チーム1台体制にすればいい。
自分以外は全員が敵、チームメイトなんて甘ったるい言葉は不要。
これで本当のバトルができる!誰の助けも借りず、チームオーダーなんて糞食らえ!
速い者が勝ち、敗者は去る。そんな単純明快で判りやすいレースにすればいい。
もちろんそれぞれの事情や理由があるのだろう、でも僕には関係ないし知った事じゃない。
みんなで考えればいいじゃない、金勘定ばかりしてないでさ。
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チーム数が足りない?予算が無い?だったらできるチームだけでF1をやればいい、
救済処置のような、員数合わせのようなエントリーが商業的には必要なのだろうが、
見る側にはハッキリ言って意味が無い。
ファンを馬鹿にしちゃいけないよ!

レギュレーションやルールでがんじがらめに縛られた今のF1は、
もはやGP2のちょっと上、「GP1」とでも言った方がピッタリだね。
懐古趣味といわれるのだろうけど、
予選用エンジンとか予選用タイヤ、たった1周のためのエンジンとタイヤ、
いいじゃない!馬鹿げてるかもしれないけど嬉しくなるよね!(笑)
そうさ、ポールポジション(一番)を穫るためには何でもしてたんだ。
そして僕にとってはこれがF1なんだ。
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リミッターの付いたエンジン、情けないシルエットに排気音。
すべてが美しくない...
V12の金管楽器のように歌うような伸びのあるエンジン音、
迫力あるマシンのフォルム。

データロガーの通りに走ればベストタイム?
F1 はゲームか?
ドライバーもシュミレーターなんてゲームセンターもどきに頼ることなく、
毎ラップ、ラインが違っても同じタイムを出していたし、
チームオーダーが煩いと無線を切ったドライバーもいたよね。

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僕はそんな素晴らしい時代のF1を撮り続けてきたからこそ、
今のF1グランプリの世界から急速に興味が薄れてきた...
心の中でもう一人の僕が囁く。「だったら撮らなきゃいいんじゃない?」
そう、それだけのことだよね。That's All!
さてどうしたものかな...
by MICROPARIS | 2013-03-26 01:06 | Etc... | Comments(6)
F1SCENE 2012 YEAR BOOK
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あれから2年...
F1から日本がどんどん離れていった、
スポンサーはおろかドライバーすら今のF1にはいない。

震災直後に複雑な思いで向かったメルボルン、
何ができるか?自問自答の日々だった。
こんな時にF1なんて...そう思ったのも事実。

でも本を出すにもスポンサーはいない...
8年続けてきたが、これまでか?
八方塞がりで、行き詰まっていた時、
そんな僕に何も言わずに協力を申し出てくれた友人達。

こんな時だからこそF1でしょ?
辛く苦しいときだからこそ、人に勇気や元気を与えることが必要なんじゃない。
そう背中を押され、ほとんどのスポンサーが撤退しても、
数人の仲間と意地だけで本を出し続けた。

「偉そうに何をいうよりも、10年続けたら本物だ」
創刊当時にある人に言われたその言葉、今も僕の中で生き続けている。
どうですか?10年目を何とか迎えることができましたよ!(笑)

10年という節目を乗り越えることができたF1SCENE。
これは少しだけ自慢してもいいと思っている(笑)
ここまで協力してくれたTeam ZERBORDERのメンバー、
そして一番苦しかった時に出会い、救ってくれたH本さん、I村さん。
ようやくF1SCENEは一人前になりました!
皆さんの協力があって、F1SCENEはここまでやってきました。

日本の中で、あるいは世界の中で、F1の存在がどう変化していくのだろうか?
本来のF1グランプリらしさを失わずに進めるのだろうか?
F1で過ごした半生だから、もう少しだけF1グランプリの行方を見届けたいような気もする...

なんて暗いこと言わずに、この際だから10周年の写真展+イベントでもやっちゃいますか?(爆)

*F1SCENは直販、あるいF1Lifeのサイトからでも購入することができます。
*F1SCNE直販につきましては→info@mistral.gr.jpまで
F1 LIFE「ストア」からも購入できますので
by MICROPARIS | 2013-03-11 12:13 | Etc... | Comments(4)
Memorial Day
あれから1年。もう1年。
そんな両方の感覚が入り交じった不思議な感覚。
今日、親父の一周忌の法要を無事に終えた。
喪が明けるということになるのだろうか...
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ホッとしたような、寂しいようなこれまた複雑な気持が交錯している。
でも誰よりも一番親父を大切にしてくれた相方に感謝だ。
体調を崩しながらも頑張って、準備をしてくれる姿には頭が下がる。
きっと親父も黄泉の国で同じことを思ってるはずだ(笑)
ありがとう!

実はその前日の晩は西麻布の寿司屋に僕は居た。
イギリスのウィンンブルドンの近くに出店をするということで、
その前にどうしても大将と僕を会わせたいというS氏の計らいでお店に伺った。
実はこのS氏も海外経験が豊富で、イギリスにも住んでいて、
話していると、どうやら彼が見たウインブルドンを僕が撮影していたらしい!

そんな訳でイギリスから始まった話だったが、
なんと今日は大将の最後の夜でもあった。
しばしの間は日本では食べることができない、最後の晩に彼の極上の握りを頂いたわけだ。
その仕事は丁寧で、ネタにも客にも愛情を惜しみなく注いでいる様子が伝わってくる。
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美味い!
いい店だし、いい大将だ。
日本でしばらく味わえないのは残念だけど、でも夏にイギリスに行ったら、
絶対に食べに行くと約束をして店を後にした。

一期一会、まさにその言葉通り。
一瞬の出会から一生をかけて付き合う友が現れる、
50才を過ぎてそんな友人に毎年出会っている。
若い頃とは違って今の僕は構えることをしないし(おそらくね)、飾らない。
そして物事を否定しなくなっている。(ただし、根幹の部分はかわらないけどね~笑)
だからだろうか、出会った瞬間に通じ合える人が増えたかな?
(もちろん出会った瞬間にNGという人も増えたけどね...笑)
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人と出会い、人と共に行動をする。そして人と何かを始める。
内容はどんなことでもいいのだけど、
日々更新して行くことができる、新鮮さがいつまでも欲しいよね。
S氏と色んなことに夢中になれる僕らの人生は悪くないんじゃないだろうか?
いい加減に生きてきたけど、それは良い加減だったということでしょ?(笑)
なんて二人で笑い合いながら深夜の西麻布から外苑まで歩いた。

平日ということもあり、妙に人も少なく、イギリスの郊外の夜を思い出しながら、
ウィンブルドンのセンターコートでの撮影や、シルバーストーンでのF1、
そしてT・ウッズを撮影に行ったセント・アンドリュースやヘンリーレガッタ。
今日語り合ったそんな懐かしい光景と、
イギリスの短いけど、素晴らしい夏に思いを馳せた晩でもあった。
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歩いていると、風はまだ冷たい。でも僕の心の中はほっこり!
良き友人との出会、そして一緒に過ごす時間の楽しさ、
何事にも代えられない濃密な時間でもあった。
さあ、また元気をもらったかな?(笑)
by MICROPARIS | 2013-03-01 00:10 | Etc... | Comments(4)