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僕の「一番」好きのその訳は...
最初に僕がそもそもなぜ写真家になったか?
その理由を話しておくべきだろう。

僕は中、高生時代、バスケットボールに夢中になっていた。
そして将来は体育系の大学に進み体育の教員になりたい、そう思っていた。
東京都でベスト8に入るか入らないかという程度のチームだったが、
どうやら大学への推薦はもらえそうであった。
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部活の練習は朝7時から8時半まで、夕方は授業終了から夜8時頃まで、
そして休みは12月31日、1月1日の2日間だけと、今考えても相当な練習量であった。
僕の通っている高校は同じ東京都内でも反対側にあったこともあり、
通学に1時間半はかかっていたので、
朝家を出るのは6時、夜家に帰ると10時、
ご飯を食べてお風呂に入って寝るだけと、こんな生活が当たり前だった。
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高校3年生、大学の推薦をもらう段階で身体検査があった。
そしてこの結果が僕の運命を大きく変えることになる...
連日のハードな練習の結果、チームは強さを増して行ったが、
と同時に僕の体にはいつの間にか疲労が蓄積されていた。
その問題の身体検査で、僕の体に異常が見つかり、
希望していた大学への推薦は取り消されてしまった。
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自暴自棄ではないが、某大学の付属高校だった僕は、
自分が進みたい他大学に行けないことから、
付属の大学に行くことさえ興味を失って行った。
高校3年生の秋、みんながそろそろ進路を決めだすころ、
部活も終えていた僕は、毎日夕方4時頃には家に帰っていたのだが、
そんな時に見るともなくスイッチを入れていたテレビ番組の再放送を見ていて、
突然、「カメラマンって面白そうだ!」そう思ったのだ。
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今思い出しても不思議なくらいの衝動であり決断力だった。
翌日学校に行って進路指導の先生に、
「写真学校に行って、カメラマンになります!」と告げると、
その翌日には校長、担任に両親も呼び出され、
「何考えてるんだ!」と「大学の付属高校なんだから大学へ行け!」と、
学校側から説得の嵐を受けた。
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幸いなこと(?)に我が両親は僕の意志を尊重し、我が侭を許してくれ、
「大学に行ったと思って、4年間は時間を上げるから好きにしろ」と言ってくれた。
ただし4年かけてモノにならなかったら自衛隊に行くという条件付きだったが(笑)
それでも不満の担任は「お前は写真なんて撮ったことあるのか?」と最後に僕に尋ねた。
「撮られることはあっても、カメラも持ってないし、撮った記憶はありません!」これが僕の答えであった。
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いま思っても冗談みたいな人生の選択だったかも知れない...
だが本人は至って真面目に、写真学校に行けばカメラマンになれる!
そう思っていたのだから、何も知らないということは強いものである。
しかし写真学校に入ってからの日々は…
by MICROPARIS | 2016-06-16 11:05 | LIFE | Comments(0)
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