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1994年5月1日
イタリア、イモラ。
何故か僕がホテルで機材一式を盗まれた、いい思い出の少ない場所だ。
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そしてやはりいつになっても特別な日に違いはない。
あの日、あの時、僕はその場所にいた...

どうしても忌まわしい週末だったと、その一言で片付けるわけにはいかない。
それから10年後に写真集を出し、サンパウロへ墓参もした。
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でも今でも不思議だ。
あのセナが、そんなはずはない...

彼とファインダー越しに対峙した一枚がある。
不思議と周りには僕しかカメラマンがおらず、
セッション後にピットから出てきた彼と偶然出くわしたのだが、
彼は僕のカメラから目を逸らそうとはしない...
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ならばこちらも逸らすわけにはいかない。
だが悲しいかな当時は36カットのフィルム時代...
僕はシャッターを押し続け、やがてワインダーの巻き戻しが始まった。
その瞬間、セナがニヤリと悪ガキのような笑顔で僕の前から去った...
その瞬間、何故か負けたと思った。
でもどうしてか悔しさはなく、僕もファインダーから目を外し笑っていた。
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56歳の彼はどんなだろうか?ふと想像をする。
腹も出て頭も薄くなり...(笑)
現実の僕は歳を重ねて老いていくが、イメージの中の彼はそのまま。
なんか狡い気もする。そして不思議な気分だ。

Adeus Ayrton!
by MICROPARIS | 2016-05-01 03:59 | F1 | Comments(3)
Commented by 名神のシューマッハ at 2016-05-01 08:17 x
1994年5月1日・・・僕はドライブ中の愛車のラジオから流れてくるニュースで知りました。
当時その日はオンタオムでTV中継(ローカル局)がなくVTR中継までの時間を潰すために一切の情報を遮断していました。
たまたま臨時ニュースが入り彼のアクシデントを知ることになりましたが、流れてくるニュース原稿を読んでいるキャスターがレースをあまりご存知でなかったのか、普通のアクシデントのようにコメントしていたので少し安心していました。
ところがVTR中継を観ていてアイルトンのアクシデントが映し出された瞬間・・・絶句しました・・・これは只事じゃないと直感しました・・・後は・・・。
数時間~数日間は彼が実は初めから存在して居なかった架空のヒーローではなかったのか?と自問自答する苦しい日々が続きました。
しかしあれだけ下位カテゴリーから追い続けた彼を存在しなかった都合のよい解釈は彼に対してとても卑怯だと強く思い真摯に事実を受け入れました・・・。
鈴鹿でチャンピオンを決めたゴールラインを横切った瞬間TVカメラ目線で拳を突き上げた彼の顔が今でも一番強烈な印象として残っています。
Ayrton Senna da Silva. He is my hero forever!
Commented by 名神のシューマッハ at 2016-05-12 20:32 x
お誕生日おめでとうございます。
Have a wonderful birthday with your loved ones.
Commented by MICROPARIS at 2016-05-13 01:57
メッセージありがとうございます〜
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