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突然だけど「僕の一番物語」 Chapter 1
ものすごく唐突だけど、しばらくは僕の「一番物語」を続けていこうかと思っている。
これはかつて個人的に掲載していたブログに書き綴っていたのもだが、
元々、なぜカメラマンなのか?そしてなぜF1なのか?という僕の原点の記録でもある。
タイムリーな話ではないけど、自分の足取りを振り返り、次の一歩を踏み出すためにもありか?と思い、
自分の為に勝手に書き続けることにした(笑)
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イギリス人ジャーナリストM氏に半ば煽られた感じはあるが、
それでもとりあえずパリをベースにF1の取材活動が始まった。
基本的にヨーロッパラウンドは車で移動(前のブログで書いたけど、
あの経験があるので車での移動は苦じゃないので)
そしてフライアウェイはパリからフライトで...そして何シーズンか過ぎた。
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サーキットで顔は合わすが、お互いに忙しくゆっくり話ができる状態でもなく、
常にバタバタしていたのだが、そんな中で久しぶりにM氏と話す機会があった。
僕がパリをベースにしたことは他のジャーナリストから聞いていたようだが、
実は彼は僕がイギリスに来ると思っていたようだ。
そして開口一番「なんでフランスなんだ?」と言ってきた。
僕は残念だけどイギリスのご飯は口に合わないと優しく言って(笑)
そして申し訳なさそうに天気も悪いから…と答えると彼は腹を抱えて笑い、
まるで自分のことのように嬉しそうに「Wel come to the circus!」と僕の肩を大きな手で掴み揺すった。
これでどうやら本当にF1サーカスのメンバーの一員になれたのかな?そう思えた瞬間でもあった。
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パリをベースにして移動するようになると、
自然とフランス系のチームのクルーやスタッフと顔を合わす機会が増え、
いろんな話をするようにもなった。
特にルノーのスタッフにはよく会った(当時はエンジンサプライヤー)
昔、ルノースポーツのボスだったベルナール・デュド氏やミシュランタイヤのデュパスキエ氏ともよく会っていたが、
僕がパリに住んでいると知ると、彼らもよく話しかけてくるようになり、
ルノールポーツに遊びに来いとか、あそこのレストランは美味いぞ!なんて情報もくれるようになった。
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そしてなんとその数年後にはフランスのルノーと日本人カメラマンとして初めて契約をすることになる。
もちろんきっかけはF1SCENEだ。
当時パリの6区、ギャラリー街に在ったオフィスで編集作業をしていたのだが、
シーズンオフのテストからシーズンを通して、ルノーエンジンが撤退するまで、
撮影された写真はシャンゼリーゼのルノーのショールームやサーキットで飾ったり、展示されたりした。
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そして最初は「なぜ日本人が…」と受け入れてくれなかった一部フランス人フォトグラファー達だが、
これを機会に態度が一変したのは面白かった。
「ミヤタはパリに住んでて、いい仕事してるよ!」とまるで自分の仲間のように対外的には振る舞う(笑)
それまでは冷ややかな目で僕を見ていた奴らのこの豹変ぶり、いいんだけどね別に〜
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でもそのおかげで仕事もやりやすくなったし、パリのレストランやカフェで彼らに会う機会もあり、
いつしか旧知の友人のように思えてくるのだから、人の気持ちは不思議なものだ。
by MICROPARIS | 2016-04-26 00:11 | LIFE | Comments(2)
Commented by 名神のシューマッハ at 2016-04-26 21:38 x
Artって芸術、技術の他に人工とも言いますよね。
僕が思うには優れたArt(人工)は観る者達を引き付けて感動を与え魂を熱くさせ琴線を揺さぶる素晴らしい物語だと!
MICROPARISさんはとても素晴らしい時(人生)を過ごされていますね!
いつもPower & Reposeをありがとうございます!
Commented by MICROPARIS at 2016-04-26 23:48
ARTに言葉は不要ですよね。
良いものはイイ、ただそれだけ。
理由も必要ないしものすごく直感的なことですよね。
さて、僕の人生がどうなるか?
まだまだ途中ですからね!(笑)
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