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![]() 久しぶりにブログを更新する... 現在インドのニューデリーに滞在中、 もちろんご存知の通り、F1グランプリの初開催を取材するためだけど。 東京の自宅を出る段階から、フライトがキャンセルにならないか?とか、 グランプリが変更されないかなんて、足掻いていた。 成田から経由地の上海でも、もしかしたらなんて思っていたのだが、 デリーまで、アップグレードでファーストクラスになったり、機内食でカレーを食べたりしながら、 こんな時ほど旅は順調に進むもので、トラブルも無く無事に深夜のホテルに入った... ![]() インドは僕の記憶が正しければ1982年のアジア大会の取材以来となる。 到着した空港のイメージは既に記憶には無かったが、想像以上にキレイな空港で驚いた! そしてイミグレショーンとカスタムがあっさりとしていてこれにも驚いた。 前回は(といっても30年前だけど)もっと手間取った記憶があったからね。 ![]() 更にロビーに出ても、以前のようにタクシーの客引きが寄ってこなくなったのも進化。 タクシーもメーター制だからと事前の金額交渉もいらないということでこれも良し! つまり文化レベルとしてはかなり進化してきたという印象を持ったままホテルに到着した。 ![]() だがそのホテルで前回はこんなことは無かったのだが、 ロビーエントランスでいきなりセキュリティーチェックがあり、 荷物を全てX線に通し、そして人間も金属探知機を通らなくてはならない。 まあ隣国との諍いもあり、政情的にも不安定でテロの可能性が日常に潜んでいる国なので、 これは致し方ないのかも? ![]() そして通された部屋はなんとモダンなヨーロッパのホテル。 大きなベッドにライティング・デスクにソファー、そして液晶テレビに冷蔵庫、 インターネットもフリーでエアコンディションも完備とまさに完璧! 何の問題も無いホテルだった。 ![]() 一夜明けて、今日はインドの休日なので(Deepavaliというヒンズー教のお祭り)、 基本的にお店は休み。 なのでとりあえず近所を散策がてら地元向けにやってそうなバザールを探して歩く。 だが一歩ホテルを出ると必ずといっていいほど、どこからともなく人がやってきて付いてくる。 どこへ行くんだ?バザールはこっちだよ、リキシャはどうだ?タクシーはいるか?と、 親切なのか営業努力なのか結構な距離を付きまとわれる(笑) ![]() そう、イスタンブールのあの絨緞屋にちょっと似ている雰囲気なんだよね。 でもイスタンブールの連中は日本人ですか?とか以前日本に住んでたとか(何故か足立区とか...) 友達が日本でレストランをやっているとか言いいながら接近して来るのだが、 ここではそれは言わない。ただ無視をして黙々と歩いていても話しかけて来るのは変らないが、 決してイスタンブールの彼らほど媚びることはない。 ![]() でも結構面倒臭いので英語を話せないフリをしたり、時間が無いと言うのだけど、 その程度で怯む相手ではなく、最後にはなんで時間が無いんだ?と聞いて来る始末(笑) そして結局は土産物屋(彼らはバザールと呼ぶ)に寄れということなのだが、 リキシャの運転手も土産物屋へは2ルピーで行っても、帰りは20ルピーだと平気で言ってくる。 その辺りの感覚は好きになれず、どちらかと言われればイスタンブール系(?)の、 諦めの良い潔さの方が好きかもしれない(爆) ![]() 結局今日は街を歩き歴史的建造物を見て回ったが、僕らに対する彼らの好奇心や興味は凄まじく、 これっぽっちも隠すこと無く堂々と僕らを正視してくる。 だがその視線の強さに戸惑うような僕らではないけどね(笑) 百戦錬磨、世界を股にかけるフォトグラファーにとってはこんな視線は慣れたもの、 喧嘩を売る訳ではないが見返すと笑いながら相手は話しかけてくる。 そう、この辺りが日本人の他人に対する好奇心の表現とは違う部分だよね。 照れとか遠慮とか全く関係なく、自分の好奇心をストレートに表現してくる。 ![]() このカメラはいくらするんだ?どこから来て、何をしてるんだ?など、 思っている疑問を素直にぶつけてくる。 でもこれはこれで有りだし、こっそり見て見ぬ振りをされるよりはマシだと思うのだけど。 ![]() 30年前の記憶を引っ張り出し現代と比較をしてみると、 牛車がいなくなったことぐらいしか浮かばない...(笑) あとは街を歩いてみてもリキシャに乗っても道路事情も含めて、あまり変っていないように思える。 ![]() ホテルへの帰路、何といっても僕らを乗せたリキシャが大きなランナバウトで逆走をしたのにはさすがに驚いたが、 シートベルトもヘルメットもごく少数で、 バイクの4人乗りなんて曲芸みたいなことを普通にやってのけるこの国の交通安全に関する意識の低さや、外人が運転することのできないような環境の中で、 今、F1を開催する意味は本当にあるのだろうか? その前にもっとやるべきことがあるようにも思えるのだが... そんな多くの疑問を抱きながら明日はいよいよサーキットへと向かう。 ![]() P.S 「Slumdog Millionaire」 の世界はスクリーンの中ではなく僕の目の前に広がっていた... ![]() 少し前の話。 仙台で懐かしい友人と会った。 写真学校時代の同級生だが、昔からその雰囲気は何一つ変わっていない... ちょっと歳を喰ったかな?(笑) でもその笑顔は懐かしく、そして何故か昔以上に親近感を覚えた。 ![]() 同じ写真を撮るという行為を生業にしていて、 最初は全く違う世界に生きていて、時々奴も頑張ってるなあ、 なんて遠くから見ていた。 僕が車の世界にやってきて同じ業界で仕事をすることになっても、 ほとんど接点はなく、お互いに特別な関心もなかった。 実は彼も同じことを思っていたようで、最近の彼のブログを読んでそれが判った(笑) ![]() ![]() 若い頃、写真は仕事で始めたつもりだったので、 実際に仕事以外ではシャッターを切る機会はほぼなかった。 でも彼は学生時代から熱く、好きな車を追いかけていた。 当時の僕にはその情熱が羨ましくもあり、不思議でもあった。 ![]() 仕事で撮影を始めたはずの僕だったが、 そんな自分の中で変化が表れたのは、おそらくはパリ生活以降だろうか? 時間ができるとライカをぶら下げ街を歩き回る、気に入った場面に出会うとシャッターを切る。 7年間これの繰り替えし... ![]() 撮った写真を売る訳でもなく、ただ自分が見て楽しんでいた。 そのうちブログを始めると写真を見てくれる人達の反応が楽しくて、 もっと違うパリも見せたい!そう思うようになった。 そして気がつけばパリの写真を夢中になってとている自分がそこにはいた。 ![]() 「趣味が仕事になる」これは現実には大変かもしれないが、理想的だしある話。 でも「仕事が趣味になる」というのはどう? 自分が仕事で始めた写真が趣味になるなんて、全く想像もしていなかった。 今思うと赤面するような話だが(笑)、 むしろ若い頃は仕事でシャッターを切っている自分を誇っていたし、 そんな自分に酔っていたのかもしれない… ![]() その友人が根っからの写真好きなのは間違いない。 写真好きとしての基本とも思われる鉄道写真から入っているしね(笑) でもその彼に凄い拘りがあることは感じてはいた。 その拘りとは純粋にレースが好きだから、 だからこそお金と引き換えに写真を撮りたくない!そう思っていたようだ。 ![]() そう、彼は趣味を仕事にした男だった。 だからこそ好きなモノ、好きなことだから仕事にしたくない! そんなジレンマが常にあったようで、気がつけば僕よりも先にF1やレースの世界から去っていた。 ![]() さて、では仕事を趣味にした僕の結末はどうなるのだろうか? 昔は仕事で撮影をしていたから、辛いことや面倒だなと思う場面も多かった。 でも今は、写真を撮るという行為自体が楽しくてしょうがない! 被写体が何でも関係ない、カメラを構えただけで嬉しいのだから(笑) ミイラ捕りがミイラになった…まさしくそのものか? だから僕のこれからの人生もきっと幸せなままで、一生を終えるような気もするね。 ![]() ねえタンボ、今の僕にはお前のあの頃の気持が良く判るよ! 「好きだから…」なんだよね! ![]() 仙台から東京に向かう400キロの車中、運転をしながらでずっと考えていた。 いまさらながら写真とは何かと。 記録であり、証拠であり証明でもある。 でもそれ以上の何かがそこには存在する、誰もが見ている風景を切りとるだけなのに、 全く違うコトや違うモノをそこに見いだせる、 100人いれば100通りの解釈が成り立つ曖昧なもの。 ![]() 撮る人の心と、見る人の心がどこかで触れ合った瞬間、 それを側で見ていて実感できる快感、 だからこそ僕にとっての写真とはやはり「写心」なのかもしれない。 ![]() どうやらこれから彼と会う機会が増えそうな気がしてきた… 今から始まる友情もいいではないか? まあお互いに残された時間はそう多くはないけれどね(笑) ![]() ![]() HEROは永遠に不滅... 少なくとも人の心の中で永遠に生き、輝いていた時代を忘れることはない。 マイケル・シューマッハ、彼の戦いはまさしく挑戦と呼ぶに相応しいね。 ![]() 自分が歳を重ね老いていくのは自然の摂理だが、 だからといって、そのまま流される訳にはいかないよ! 冗談じゃない、その辺の小僧達に負けるわけにはいかない。 ![]() 7度のタイトルで満足せずに、自分の評価を下げる可能性もある挑戦、 プライドなんて見栄に過ぎない、そんなものをかなぐり捨てて、 それでもやらなきゃいられない...相手は自分なんだよね、 他でもない自分との戦いなんだよ。 ![]() 完璧な自分がターゲットだから、相手のミスがある訳でもなく、 辛く厳しいんだよ。 でもその戦いを続けているチャンプを僕は凄いと思う。 ![]() 周囲に何を言われてもいいじゃない、気にせずに我が道を進もうよ。 本当にリタイアしてもいいかな?そう思えるまで今回はトコトンやって欲しい、 それまで僕もマイケルの写真を撮り続ける覚悟を決めたから!
雨が降ったり止んだり,晴れ間が見えたりと見事なスパウェザー。
これだけ天気がコロコロ変わると基本的な仕様は常にウェット対応。 って、これはカメラマンの話だけどね(笑) ![]() つまりカメラにカッパは掛けたまま、人によっては人間にもカッパを掛けたまま、 何ていうのもいるけれど、僕は暑いのは苦手なので薄着でフォトグラジャケットの背中に、 ポンチョとゴアテックスの帽子を入れている。 そしてさすがに長靴はスタイリッシュじゃないので(というか、子供の頃から大嫌いだった...) 僕は靴もゴアテックス製のものを履いている。 ![]() 雨の日はポンチョを着込んでいるだけでも動きが悪くなり嫌なのに、 レンズの交換とかエクステンダーの付け外しなど面倒でたまらん! なのでこんな日は基本は一本勝負(笑) フォトグラファーズルームを出る時に装着した400mmをつけたボディともう一台、 こっちは気分で変えるけど、基本的にはこの体制で雨をやり過ごすのだ。 ![]() しかし今年は雨のレースが多過ぎる! F1もヨーロッパラウンドに入ってからずっと雨だし、 国内のSGTも全戦雨絡み...これってついに雨男就任か? 晴れ男として今までやってきたのだけど、これからは考えよう。 ![]() さあ明日の決勝レースだが、もちろん何でもありの天候でしょ、 雨上がりの陽射しを浴びてキラキラと路面が輝く! なんて夢のようなシチュエーションもありえるよね〜 もっとも逆にずっと雨で真っ暗という可能性も否定はできないけどね...(笑) ![]() 碧空が見えている間に引き上げようかな? と思っていたらいきなり曇ってきた...
昨日の穏やかで和やかな記者会見から一夜明けると、
天候はやっぱり、しっかりスパウェザー... ![]() しかしさすがにこの二人はいい顔するわ! ![]() 勝負師の顔、これがそうなんだと思う。 7回のタイトルを穫った、チャンピオンの孤独な戦いはまだ続く! ![]() そしてこのマシンとヘルメットを見ていると遠い昔のJPSロータスと叔父さんを思い出すなあ... ![]() 何故か妙に癒されるオフィシャル嬢、こんなオフィシャルだったら素直になりますよ、ハイ♫ ![]() スパの金曜日は雲と雨に翻弄されながらも無事に終了。 さて明日はどうだろうか? ![]() ![]() いつになってもやはりマイケルは僕の中のヒーロー、 木曜日のプレス・カンファレンスは何とも和やかな笑いの中で終った。 マイケルのデビュー当時、8才だったブエミ、 マイケルと走りたかった!と思い続けてきたペトロフ、 まさしく自分のヒーローだったというベッテル。 ![]() こんな若い連中を相手に戦ってるんだと改めて確認。 負けてられないよね!小僧どもになんか。 僕も元気をもらった気がするよ(笑) ![]() フランスで出版したマイケルの7度のワールドチャンピオンの写真集、 こいつは僕の世界に挑んだ記録でもあり、フランスの文化の壁に挑んだ結果でもあった... 僕は本当に良い時代にF1に居たんだとこれも再確認。 ![]() でもマイケルの好々爺っぽくなった笑顔を見てると、何となく引退が近いのかな? そんな風にも思えた... 復帰から周囲に色々言われても、マイケルはマイケルであり、 僕にとってはヒーローであることは何一つ変わらない。 でも同じ時代を過ごしてきた写真家として、一つだけ願いがある。 もう一度だけ表彰台でジャンプする姿を、そして満面の笑みのシャンパンファイトを、 どうか僕に撮らせてほしい! ![]() そしていきなりスパ?というブルーノ・セナ、 厳しいけど壁を乗り越えなくてはならない。 そして叔父さんの言った、ブルーノは僕よりも才能がある...その言葉を証明しなくちゃね。 ![]() さあ夏休み明け、話題満載のベルギーGP、明日からが楽しみだ!
ということで夏休みはお終い...
既に昨日からベルギーGPのためにドイツのアーヘンに滞在。 ![]() 今年のヨーロッパラウンドはずっと天気に恵まれていないので、 絶対にスパは雨だろうし、寒いに決まっている! そう決め込んで成田でダウンベストを仕入れてきたのだけど、 ![]() フランクで落ち合ったY家が「そんな寒くないっすよ〜」だって。 その言葉通り、ホテルはエアコンを入れなきゃ暑くてたまらんし、 天気も良いし、果たして今年のヨーロッパの気候はどうなってるのか? ![]() なんてゴネても時間は戻らないからね、 諦めて目の前のベルギーGPの撮影に向かいましょう(笑) P.S しかし本当に晴れのベルギーGPなんてありえるのか?
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